仏生寺地区で警察と合同で大規模災害訓練

6月24日(月)午前8時から仏生寺公民館周辺で、仏生寺地区住民(避難者140名)と警察関係者(氷見警察署、高岡警察署、富山県警等130名)が合同で大規模災害訓練を実施しました。本年は6月24日の朝、能登半島で大規模地震が発生、氷見市で震度6強を観測、家屋倒壊、土砂崩れ災害が発生する恐れがあるので、仏生寺地区住民は、仏生寺体育館へ全員避難する想定で訓練を行いました。県警の石井本部長も視察に来られました。訓練内容は次のとおりです。

○仏生寺地区自主防災会の訓練 ①防災行政無線を使って、訓練の予告放送、避難の呼びかけ放送 ②自主防災会会長、区長、班長(情報伝達・避難支援)の情報伝達訓練 ③各集落では緊急避難場所に集合し、車に乗り合わせて避難所へ移動する訓練 ④避難所で民生委員、サポーターによる、手の消毒、検温、負傷者等の移動訓練 ⑤仏生寺地区防災士による避難所本部の受付訓練(避難者名簿、災害情報、いのちのバトン・避難支援者名簿台帳等) 以上の訓練終了後、グランドで警察の訓練を見学しました。

○警察(氷見警察署、高岡警察署、富山県警)の訓練 ①グランドで鍵の掛かった放置車両をミニレッカーで移動 ②倒木を切断 ③県警ヘリ「つるぎ」によるホイスト救助 ④ドローン部隊による被害状況の確認

○訓練終了後、体育館で富山県警察音楽隊による復興支援コンサートがありました。最後、氷見警察署坂本署長、光澤県議会議員から「今後も災害に備えて訓練を重ね、防災意識の高揚に努めてほしい」との講評がありました。